【ダブルケア】育児と介護の両立。週末婚のような暮らしで、私が選んだ在宅介護のカタチ

育児と介護の両立(ダブルケア)。週末婚のような暮らしで、私が選んだ在宅介護のカタチ 介護

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海野ゆき
海野ゆき

在宅介護を5年間経験した海野ゆきです。

私は子育てと親の介護を同時に担う

「ダブルケア」のまっただ中にいました。

結婚して、娘が1歳3ヶ月のときに、母の介護が始まり…。

最初は自宅から電話や訪問で様子を見るだけだったのですが、だんだんと母の様子に「これはもう一緒にいないと無理かも」と思うようになりました。

この記事を読めば、下記のことがわかります。

・在宅介護と育児の両立に悩む人が、「自分の生活も大事にしていい」と思える

・週末婚のような在宅介護スタイルを選んだ理由

・役に立った介護グッズ(お薬カレンダー・見守りカメラ・失禁ケア用品)

ぜひ最後までご覧くださいね!

次は週末婚をはじめるきっかけになった出来事です。

週末婚をはじめるきっかけになった出来事

ある朝、母が「膝が痛くて起き上がれない」と布団に寝たまま。

お昼過ぎまで起きられず、尿失禁も始まっていました。

お薬の管理もうまくできず、飲み忘れたり、飲みすぎたり。

最初は、お薬の飲み忘れを防ぐためにお薬カレンダーを使っていました。

1日3回の仕切りがあるタイプで、見やすくセットしやす母もこれを使って管理できるようになったのでとても重宝しました。

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ただ、認知症が進んでくると、それも難しくなってきて。

電話をしても、話の途中で電話を置いて、別のことを始めてしまう。

「これはもう、そばにいなきゃダメだ」と感じました。

それに、尿失禁が始まった頃はパッド選びにも悩みました。

でも、いきなり“大きなパッド”を使うのは、母にとって抵抗があったようで…。

「ナプキンでいいから」と本人が言うので、最初は市販の軽失禁用パッドやナプキンのようなものから使い始めました。

母のプライドに配慮しながら、少しずつ吸収力の高いタイプへと移行していきました。

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そこで私は、月曜から金曜朝までは実家で母と過ごし、金曜〜日曜は夫と娘と過ごす“週末婚”のような介護生活を始めました。

次は「どうして夫に頼らなかったのかな…」と今でも思うです。

「どうして夫に頼らなかったのかな…」と今でも思う

「どうして夫に頼れなかったのかな」と、今でも思います。

この生活スタイルができたのは、夫が当時出張続きで不在がちだったことも大きいです。

夫は「ちゃんと施設とか考えてもいいんじゃない?」と何度も言ってくれました。

でも私は、「絶対に在宅で介護する」と決めて、強引に進めてしまった。

日曜は特に大変で、夫の洗濯物をし、夕飯を作って、月曜日のご飯まで作り日曜の夕方には実家へ。

夫は家事は一切協力してくれず、娘の相手をしてくれるだけでした。

そのぶん疲れてしまって、週末は外食が増え、外食費もかさんでいきました。

もちろん母は、生活費や介護費用を出してくれるわけではありません。

今ならわかります。

「どうして、もっとちゃんと夫に頼らなかったんだろう」って。

あの頃は、「自分の親のことなのに、夫に迷惑かけて申し訳ない」という気持ちが強くて、頼ることができませんでした。

でも、それは間違いだった。

なぜなら、結婚した時点で、私の親も夫にとっては“義理の親”。

もっと早く、きちんと話し合って協力してもらっていたら、私はひとりで背負い込まなかったかもしれない。

1人で決めず、家族で話し合うことが大切ですね。

次はケアマネさんの言葉「あなたの生活を第一に」です。

ケアマネさんの言葉「あなたの生活を第一に」

「海野さん(私)の生活を第一に考えてくださいね」

介護を始めたころ、ケアマネジャーさんによくそういう言葉をかけてもらっていました。

でもそのときは、まったく意味がわかりませんでした。

なぜなら「まず母が一番」だと思っていたから。

でも今ならわかります。

「自分が幸せじゃないと、要介護者も幸せにはなれない」ということを。

大切なのは、介護を“自分の生活の中にどう組み込むか”なんだと思います。

つまり、自分の生活スタイルを大きく変えず、自分が幸せでいられる方法を見つけること。

それが、長く続けるために必要だったと、今は強く思います。

次は今なら絶対に取り入れたい、見守りカメラです。

今なら絶対に取り入れたい、見守りカメラ

当時はまだ見守りカメラが今ほど普及していませんでした。

でも今なら、見守りカメラを真っ先に導入していたと思います。

例えば、外出中でもスマホで様子が確認できて、夜間の暗い部屋でもしっかり映るカメラなら安心です。

▼暗視・音声対応・スマホ確認OK!おすすめの見守りカメラ

>>SwitchBot 見守りカメラ

>> TP-Link Tapo C200

そして、より手厚くしたい場合はSECOMの見守りサービスのような外部の力を借りるのもいいと思います。

実際、足の不自由な義母は一人暮らしでSECOMを使っています。

次はまとめ:育児・介護・自分の人生。全部大事にしていいです。

まとめ:育児・介護・自分の人生。全部大事にしていい

育児と介護、夫婦関係、自分のこと。

どれも大事で、どれも簡単じゃなかった。

でも全部を投げ出さずに、ひとつずつ向き合った先に、「自分の幸せも大切にしていい」と思える今があります。

▼育児をしながら介護もできるのか?在宅介護・施設介護にするか悩み結論をだしたときの記事はこちら👇

▼ダブルケアによる、子どもへの影響が心配な方はこちらの記事が参考になります👇

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海野ゆきのプロフィール
海野ゆき

ご覧いただきありがとうございます!
海野ゆきです。
5年間、実母の在宅介護と育児を同時に行うダブルケアをしていました。
介護中、同じような立場の方に相談することができず、苦しい思いをした経験から、話を聴くお仕事に興味を持ちました。
民間講座に通い心理カウンセラーとコーチング資格を取得。
心理学についてもっと深く学びたいと思い、放送大学に入学。
公認心理師を目指すことに。
また、在宅介護のとき、体調を崩し介護を諦めたこと、パニック障害になったことから、食事の大切さに気づき、食育インストラクターの資格を取得。
自分の経験を通して得た知識である、在宅介護・心理学・高たんぱくな食事・勉強について役立つ情報を発信していきます。
どうぞよろしくお願いします!

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