
母の在宅介護を4年経験した海野ゆきです。
ショートステイを使いたいけどどうしたらいいの?
ショートステイを使いたいけれど…
「どうやって入るの?」
「何から始めればいいの?」
と不安になりますよね。
私も、当時は要介護5の母と幼稚園児の娘を同時に介護する「ダブルケア」の状況で、ショートステイを使うまでたくさん悩みました。
この記事では、実際にショートステイを利用した体験をもとに、
・どうすれば入れるのか
・誰に相談すべきか
・どんな施設を選んだのか
・預けるうえで大事にしたポイント
をまとめています。
ぜひ最後までご覧くださいね!
ショートステイに入るには?まずはケアマネに相談を
ショートステイは介護保険サービスのひとつなので、まずは担当のケアマネージャー(ケアマネ)に相談するのが第一歩です。
私は「もう限界かも…」と感じたとき、すぐケアマネさんに相談しました。
ケアマネは、月1回の訪問や書類を通じて、母の状態をよく知っていたので、希望や不安も正直に話せました。
要介護5の母を預ける不安と向き合った私の体験
母は要介護5で、重度の認知症。
排泄:すべておむつ対応
自立歩行:困難
食事:介助が必要
寝返り:自分でできない
言葉:話せない
以前、入院中に布団をかけられず、寒さで体が冷たくなっていたことがあり、「誰かが気づいてくれるだろう」は通じない…と痛感しました。
だから、ショートステイを使うにも、
「本当にケアしてもらえるのか」
「母にとって安全な場所なのか」
が大きな不安でした。
施設を選ぶときに確認した“安心ポイント”
ケアマネさんが候補をいくつか出してくれたので、私はこんな点を重点的に確認しました。
・おむつ交換の頻度(特に夜間)
・体位変換の有無(褥瘡=床ずれ予防)
・陰部洗浄が毎日あるか
・軽いリハビリや体操があるか
・口腔ケア(食後・就寝前)
・入浴の回数(3泊4日で何回か)
・医師や看護師の体制(急変時対応)
なかでも「医療職の常駐」は、預ける決め手になりました。
「母の安心」と同じくらい大事だった“私の安心”
ショートステイは介護する側が休むための時間でもあります。
でも私は、預けている間もずっと、
「お風呂ちゃんと入れてもらえたかな…」
「寒がってないかな…」
と気になってしまって…。
だから私は、施設の人の対応や雰囲気も重視しました。
・ケアマネとの信頼関係がある施設か
・見学時のスタッフの印象
・話の受け答えや空気感
「ここなら大丈夫」と感じる場所にお願いしました。
まとめ:ショートステイに入るには、まずケアマネに相談を
ショートステイを使うケアマネに相談し(不安や希望も伝える)以下の流れで進めていきます。
・施設の候補を紹介してもらう
・施設の見学(可能であれば)
・事前確認(先ほどあげた項目)を行う
・空き状況を確認し、予約してもらう
「安心して預けられるかどうか」は、施設の環境だけでなく、関わる人との信頼関係も大きいと感じました。
ショートステイは「休むこと」ではなく、在宅介護を続けるための大切な支援です。
あなたが「ここなら大丈夫」と思える施設に出会えますように。
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