
要介護5の母を5年間在宅介護した海野ゆきです。
私の在宅介護は「家でできるだけ見てあげたい」
その気持ちから始まりました。
「できるだけ家で見てあげたい」
「母と少しでも長く一緒の時間を過ごしたい」
介護が始まったばかりの頃、私はそう思っていました。
ヘルパーさんは朝だけ、デイサービスは週に1回。
自分が頑張れば、母のそばにいられる時間が増える。
それが一番いいと思っていました。
でも、現実は全然違った。
オムツ交換、車椅子への移乗、口腔ケア、夜間のおむつ交換…。
娘の育児と重なって、体も心も限界を迎えそうだったある日、私は“介護を続けるための頼り方”を考え直しました。
この記事を読めば、介護疲れを減らす具体的なサービス活用方法がわかります。
要介護5 在宅介護 ブログ体験記、ぜひ最後までご覧くださいね。
この記事を読めばわかること
・要介護5の母への在宅介護で使った具体的なサービス。
・ヘルパーやデイの使い分け方と工夫。
・育児と介護の両立にどう向き合ったか。
・罪悪感と向き合いながら、自分の時間を守る大切さ。
私が選んだサービスの組み合わせ(在宅介護の実例)

・ヘルパー:朝1時間/夜30分
・デイサービス:週1回 → 週2〜3回に増やす
・ショートステイ:月に1回程度・3泊4日
これらを介護保険内で組み合わせて使っていました。
最初は、
「なるべく節約しなきゃ」
「自分でできるだけやらなきゃ」
と思っていましたが、現実はぜんぜん甘くなかった…。
“自分の限界”を受け入れることが、介護を長く続けるためには必要だでした。
自分の時間と、家族との時間も大切にしたかった。
私は平日は実家で介護、週末は夫と娘のいる自宅に帰る生活をしていました。
▼ダブルケアで週末婚していたときの記事はこちら👇
だからこそ、週末は「家族3人で過ごす時間」を持ちたかった。
でも、母の介護と娘の育児が重なる毎日は、ほんとうに過酷で。
「どっちも大切にしたい」という気持ちが、私を苦しめる日もありました。
そんなとき、ケアマネさんが言ってくれた言葉が忘れられません。
「ご自身の時間も、ご家族との時間も、大切にしてくださいね」
その言葉に、自分のことや自分の家族も大切にしていいんだなって、何度も救われました。
ショートステイを使って、初めて“自分に戻れた”

初めてショートステイをお願いしたとき、正直、罪悪感と不安と申し訳なさでいっぱいでした。
「母を預けてしまっていいのかな」
「母に申し訳けない…」
「夜、不安にならないかな」
「大切にしてもらえるかな」
そんなことばかり考えて、心が落ち着かなかった。
▼私の家族大切にしてもらってる?と心配な方は、チェック方法がありますので、こちらの記事をご覧ください👇
でも、その日が来ると、想像以上の“解放感”があったんです。
介護から離れて初めて、私は深く眠れました。
お風呂にゆっくり入って、ぼーっとしたり、娘と笑ったり。
何気ない日常の一コマ。
自分に戻れる時間が、ようやく持てたあの瞬間やあの感覚は、介護を経験した人にしかわからないかもしれません。
介護から少しだけ離れる時間は、絶対に必要ですし、あたなは楽しんでいいんですよ!
▼介護中でも旅行はできる?私が実際に行っていた方法はこちら👇
組み合わせの工夫で、心の余裕が生まれた

朝は娘の登園準備と重なるので、介護保険を使って1時間ヘルパーさんをお願いしました。
夜は自費で30分だけ。
本当は保険でカバーできたらよかったけど、それでも少しの時間でも誰かが来てくれるだけで、心と体の負担がぐっと軽くなったし、娘のことや、母のことをヘルパーさんに話すだけでも気持ちも軽くなりました。
母には家で長く過ごしてもらいたかったけど、母がいると付きっ切りになって、自分の時間がもてないのと、気持ち的にリラックスできなくて…疲れを癒せなかった。
だから、母に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、デイサービスを週2〜3回に増やしました。
そして、ショートステイを定期的に入れるようにしました。
どれもこれも、「自分を守るため」に決めたことです。
体力も、心も、疲弊していく毎日だったから。
まとめ:サービスは、あなたの味方です
介護サービスは「手を抜くため」じゃないです。
あなたと大切な人の人生を守るための“味方”です。
私は、たくさん悩んで、泣いて、迷って、それでも「頼っていい」と思えたときから、介護が少しずつ生活の中に浸透していったような気がします。
どうか、ひとりで抱え込まないでくださいね。
頼っていい。休んでいいんですよ。
あなたの体と心が元気でいてこそ、介護はちゃんと回っていきます。
▼私が実際に使っていたサービスの詳細、デイやショートの頻度、自費と保険の使い分けなどを具体的に知りたい方は、こちらの記事もどうぞ👇
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