要介護5 在宅介護のデメリットと、それでも私が「在宅介護」を選んだ理由とは?

介護

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海野ゆき
海野ゆき

在宅介護経験5年の海野ゆきです。

ご両親や祖父母さんを「在宅介護」か「施設介護」にするかで悩んでいますか?

どちらにもメリットデメリットがあるので、お気持ちとてもよくわかります。

私もとっても悩みました😔

この記事は最初に在宅介護、施設介護のメリット、デメリットについて記載しています。

それを踏まえたうえで、私の経験談を読み進めていただき、今後のあなたの生活をイメージしてみてくださいね😆

この記事を読みながら考えることにより、気持ちの整理ができ「今後どうしたいのか?」というあなた自身の気持ちが見えてきます。

さらに次はどういう行動をすべきなのかがはっきりしていきます😊

この記事が、あなたの決断の一助になれば幸いです。

ぜひ最後までお読みくださいね。

次は悩むことになった理由です。

悩むことになった理由

私の母は駐車場で転倒し右大腿骨と右手首を骨折しました。

そのことが原因で歩行できなくなり車いす生活に。

自分で食事をすることもできなくなりました。

半年間のリハビリを経て退院。

入院前、要介護3→退院時、要介護5になりました😢

当時、娘が幼稚園の年少だったこともあり、母の介護と育児の両立ができるか?とても悩みました。

そのような中、在宅介護、施設介護のどちらにするか自分の気持ちを決めた方法について書いていきます。

次は在宅介護、施設介護のメリット・デメリットです。

要介護5 在宅介護、施設介護のメリット・デメリット

在宅介護
在宅介護で介護しているイラスト
<在宅介護のメリット>
  • デイサービス・訪問リハ、訪問診療訪問歯科などを自由に入れることができ、本人に合った手厚い介護ができる。
  • 一緒に過ごす時間を長く持てる。
<在宅介護のデメリット>
  • 要介護度にもよるが、家族の精神的、肉体的負担が大きい。
  • 車いすへの移乗、1日何度も行うおむつ交換は体力を消耗し、腰を痛めることも
  • 徘徊があれば、探しにいかなければならない。
  • 疲労の蓄積が精神的余裕を奪う。
  • 主介護者は介護に時間を取られ今までの生活のリズムを要介護者に合わせることになり、生活が大きく変化する可能性がある。

施設介護
施設介護の様子
<施設介護のメリット>
  • 家族の精神的・肉体的負担が減る。
<施設介護のデメリット>
  • 費用がかかる。
  • 多くの入所者を少ないスタッフでみるため在宅介護のような手厚い介護は難しい。
  • 感染症がはやる時期は、会いたいときに会えないことがある。

施設か在宅介護か、選択に迷った私が試した5つのこと

私が在宅介護を選ぶ施設にお願いするか決めるために取り組んだことを、順番にお話します。

これから介護を始める方や、迷っている方にも参考になると思います。

自分の気持ちを確かめる

自分と向き合って、なぜ在宅介護がしたいのか考えました。

私は母を住み慣れた実家で大切に介護したい強くそう思いました。

主治医・看護師・ケアマネージャーなどの専門職に相談

幼稚園の子供を持つ私が在宅介護をすることについて、どう思うか聞きました。

みなさん口を揃えて「とても大変だと思うよ」とのことでした。

中でも主治医の言葉が一番強烈でした。

私なら絶対に自分の両親でも在宅介護はしない、なぜならとても大変だからと言っていました。

専門職の方に聞くことで今後のイメージが多少はできます。

試験外泊をする

実際に体験してから決めた方が良いと主治医にアドバイスいただき、入院中に実家に母を連れて帰り、1泊しました。

玄関の段差を上がれなかったり、車いすを準備しておらず、廊下で転びそうになったり、トイレで転倒したり、数々のハプニングがありました。

試験外泊で母が段差につまずいてしまったとき「玄関スロープ」があれば良かったなと強く思いました。

実際に生活するとリアルな今後の生活のイメージがわかります。

試験外泊は試した方がいいです!

私は大変な中でも、母が実家に帰ってきたことがとてもうれしく、今後在宅介護をしようと決意しました。

自分以外に介護を手伝ってくれる人をリストアップ

兄弟や親せきが複数人いたら、心強いです。

在宅介護を後押しする理由になります。

もし、誰もいなかったら、自分の負担が大きくなることを予想しましょう。

私は兄弟からの協力が残念ながら得られなかったので、自費でヘルパーさんをお願いすることにしました。

負担がぐっと減り、心身ともにとても楽になりました。

最近は自費で頼める介護ヘルパーを探せるサービスも増えています。

例えば「イチロウ」というサービスでは、希望の条件に合わせて、顔写真つきでヘルパーさんを探せるので安心です。

「自宅での介護が難しくなってきた」

「誰かに手伝ってほしい」

と感じている方は、こういったサービスをチェックしてみるのもおすすめです。

【イチロウ】の詳細はこちら👇

ヘルパーさんをお願いした経験談については下記の記事で詳しく書いています👇

最後に自分の気持ちをもう一度確かめる

自分の気持ち、専門職の意見、試験外泊のことを踏まえて結論を出しました。

私は自分の気持ちと試験外泊をして感じたことが在宅介護をしようという一番の決め手になりました。

まとめ

在宅介護、施設介護にはそれぞれメリット、デメリットがあります。

どちらがいいということはないと思います。

なぜなら、このブログを読んでくださっているあなたも、それぞれ置かれている環境が違うからです。

どちらを選択しても後悔はあります。

私は在宅介護を選択しましたが、いまだに後悔していることもたくさんあります😅

ただ、自分の生活を大きく変えることはおすすめしません。

例えば介護のために仕事を辞めたりすることです。

仕事を辞めないで、人の手をかりてできることを探す方がいいと感じます。

なぜなら、あなたにはあなたの人生があるからです。

あなたがあなたの人生を大切にできてはじめて、要介護者にもやさしくできます。

自分を大切にしてくださいね。

大切なことは、自分ですべてを背負わないことです。

いろんな人に頼ったり相談して下さいね。

どうか、がんばりすぎないでください。

でも、「がんばりすぎない」や「自分を大切にする」ってどういう状態かわからず難しいですよね。

そんなあなたへ、がんばりすぎない、自分を大切にするとはどういう状態なのかについて下記記事で詳しく書いています👇

良い決断ができますように…あなたの介護生活を心から応援しています😊

最後までお読みいただきありがとうございました✨

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海野ゆきのプロフィール
海野ゆき

ご覧いただきありがとうございます!
海野ゆきです。
5年間、実母の在宅介護と育児を同時に行うダブルケアをしていました。
介護中、同じような立場の方に相談することができず、苦しい思いをした経験から、話を聴くお仕事に興味を持ちました。
民間講座に通い心理カウンセラーとコーチング資格を取得。
心理学についてもっと深く学びたいと思い、放送大学に入学。
公認心理師を目指すことに。
また、在宅介護のとき、体調を崩し介護を諦めたこと、パニック障害になったことから、食事の大切さに気づき、食育インストラクターの資格を取得。
自分の経験を通して得た知識である、在宅介護・心理学・高たんぱくな食事・勉強について役立つ情報を発信していきます。
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