※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

母の在宅介護を5年間経験した海野ゆきです。
ショートステイにお願いするのって「かわいそう」なことなの?
「ショートステイに預けるのは、かわいそうじゃない?」
介護をしていると、そんな気持ちになることがありますよね。
私も、母をショートステイに預けるとき、そう思っていました。
「寂しがるんじゃないかな」
「家族なのに預けていいのかな」
「自分が楽をしたいだけなんじゃないかな」
「ちゃんとお世話してもらえるのかな」
「母に申し訳ない…」
そんな罪悪感を抱えながらも、私は利用を決めました。
そして、今振り返って思うのは、ショートステイを利用することは、母を大切にしていないということではなかったということです。
むしろ、在宅介護を長く続けるために、私には必要な時間でした。
母が要介護5になり、介護の負担が大きくなった
母は転倒して骨折したことをきっかけに、要介護5になりました。
それまでより介護の負担が一気に大きくなり、私一人で介護を続けることの大変さを感じるようになりました。
でも、私にも家庭があります。
当時、娘はまだ小さく、夫もいます。
母の介護だけをしているわけにはいきません。
娘との時間も必要です。
夫との時間も必要です。
家族で出かける時間も必要でした。
そして何より、私自身の体力を回復させる時間も必要でした。
介護は短期間で終わるものではありません。
だからこそ、長く介護を続けるためには、介護する私が休むことも必要なことだと思ったんです。
そこで、ショートステイを利用することにしました。
それでも「ショートステイはかわいそう」と思っていた
ショートステイを利用することを決めても、気持ちは簡単には割り切れませんでした。
母を施設に預けて、自分は休む。
そう考えると、どうしても罪悪感が出てきます。
「私が家で介護したほうが、母に手厚くしてあげられるのに」
実際、そう思っていました。
母のことをずっと見てきたのは私です。
母のちょっとした変化にも気づけるし、母が何を必要としているのかも分かります。
だからこそ、
「私が介護したほうがいいんじゃないか」
という気持ちはありました。
それでも、私はショートステイを利用しました。
なぜなら、それでも必要だと感じたからです。
母のためにも、私のためにも、そして家族のためにも必要なことでした。
毎週3泊4日のショートステイを利用
私が利用していたのは、毎週、金曜日から月曜日までの3泊4日のショートステイでした。
週末を母にショートステイで過ごしてもらい、月曜日に帰ってきてもらう。
これが、私の在宅介護生活の一部になっていきました。
もっと言えば、なくてはならないものでした。
ショートステイでは、看護師さんや介護士さんが母を見てくださいます。
スタッフの方がいい人たちだということも分かっていましたし、連絡ノートにはショートステイ中の母の様子も書かれていました。
「穏やかに過ごしていました」
「ごはんは完食されていました」
そんな様子が分かると、
「よかった」
と安心できました。
在宅では週2回デイサービスを利用していたので、ショートステイでは無理に何かをしてもらうより、母にはゆっくり過ごしてほしいと思っていました。
帰ってきた母を見て切なくなった
ショートステイから母が帰ってくると、毎回すべてが完璧な状態というわけではありません。
髪が少しボサボサだったり、服の着こなしが適当だったり。
手や足の汚れが気になることもありました。
そんな母を見ると、
「私が介護していたら、こんなふうにはならないのにな…」
と思ってしまう。
やっぱり、切なかったです。
たくさんの利用者さんを、限られた人数のスタッフさんで見ています。
だから、一人ひとりに家族と同じように手をかけることが難しいのは当然です。
それが分かっていても、母の姿を見ると、胸が痛くなることはありました。
だから私は、ショートステイを利用していたからといって、
「何の心配もありませんでした」
とは言えません。
かわいそうだと思う気持ちが、完全になくなったわけでもありません。
それでも、ショートステイを利用してよかったと思っています。
▼ショートステイから帰宅したときの様子について
ショートステイがあったから「普通の家族の時間」を持てた
ショートステイを利用して、一番ありがたかったこと。
それは、家族との時間を持てたことです。
旅行だけではありません。
家族でイオンに行く。
みんなで食事に行く。
公園に行く。
そんな、どこにでもあるような普通の家族の時間です。
でも、介護をしていると、その「普通のこと」が難しくなります。
母を一人にして出かけることはできない。
介護疲労があって、出かける元気が残ってなかったり。
だから、家族みんなで出かけることも簡単ではありません。
ショートステイがあったから、私は娘や夫と一緒に過ごす時間を持つことができました。
家族旅行にも行きました。
「介護していたら旅行なんてできない」
そう思っている方には、こちらの記事も読んでいただけたらと思います。
▼介護中でも旅行に行ける?私が在宅介護しながら旅行していた方法
自分が休むことは、母に優しくすることにもつながった
ショートステイ中は、家族と過ごすだけではありません。
私自身が休む時間も持てました。
体を休める。
自分の好きなことをする。
何もせず過ごす。
そうやってリフレッシュすることで、また母が帰ってきたときに、母に優しく接することができました。
ずっと介護をしていると、疲れて心に余裕がなくなります。
大好きな母なのに、イライラしてしまう。
優しくしたいのに、できない。
そんな自分が嫌になることもあります。
だからこそ、離れて過ごす時間が必要でした。
母と離れる時間があったからこそ、また母に優しくできた。
私はそう感じています。
ショートステイは「母を預けるため」だけではなかった
ショートステイを利用する前は、
「母を預ける」
ということばかり考えていました。
でも、今振り返ると、ショートステイはそれだけではありませんでした。
私にとってショートステイは、
- 自分の体力を回復する時間
- 家族との時間を持つための時間
- 気持ちをリフレッシュする時間
- 母にまた優しく接するための時間
- 在宅介護を長く続けるための時間
でした。
だから、ショートステイを利用することは、家族みんなの幸せにつながることだと思っています。
ショートステイを「かわいそう」と思ってしまうあなたへ
もし今、
「ショートステイに預けるのはかわいそう」
と思っているなら、その気持ちを無理になくさなくてもいいと思います。
私も、そう思っていました。
母が寂しくないかな。
ちゃんとお世話してもらえるかな。
私が介護したほうがいいんじゃないかな。
そう思いながら利用していました。
それでも、使ってよかった。
自分の体力が回復した。
家族との時間を持てた。
母にまた優しくできた。
介護を長く続けられた。
どれも、私にとって同じくらい大切なことでした。
だから今の私なら、当時の自分にこう言います。
「自分のためにも、お母さんのためにも、遠慮せずショートステイを使っていいよ」
介護する人が休むことは、介護を投げ出すことではありません。
家族との時間を大切にすることも、悪いことではありません。
介護だけが、あなたの人生ではないから。
あなた自身の体力や家族との時間も大切にしながら、無理なく在宅介護を続けていく。
そのためにショートステイを利用することも、一つの大切な選択肢だと私は思っています。
▼初めての3泊4日ショートステイの持ち物リストはこちら
▼ショートステイ3泊4日に最適!軽くて大容量のバッグ4選
▼ショートステイ施設選びのポイント
▼介護用の上履きってどこで売ってるの?もう上履き選びに迷わない!母愛用のお勧め上履き
最後まで読んでくださってありがとうございます。
海野ゆきでした!

「読んだよ!」の代わりに、下のブログ村のバナーを
ポチっ!と押して応援していただけたらとてもうれしいです↓









コメント